【実録】ビルクリーニング技能検定3級合格に必要だったこと(2020年度版)~前編 勉強と練習~
ビルクリーニング技能検定 #とは
その名の通り、ビル清掃に必要な技能を評価するものです。
等級は3つに分かれており、1級は国家資格の扱いとなります。
私が受けたのは3級です。
今回は去年私が実際に受検した時の様子を、記録として残します。
試験の内容
基本的に筆記と実技の2つに分かれています。
これは全級共通です。
※1・2級のみ、別途ペーパーテストがあります。
先に筆記試験が行われ、数か月後に実技試験を行い、
更に数か月後、忘れた頃に結果発表があります。
筆記試験について
筆記は真偽法の25問(1問2点の50点満点)で、所謂〇✕クイズです。
合格するには33問(66%)正解する必要があります。
実技試験について
実技はおトイレ・窓ガラス・タイル床を想定して、決められた時間内に清掃~片付けまで行います。
※標準時間を過ぎるとアナウンスされ、規定時間を超えると強制打ち切りになります。
こちらの合格基準は3種目合計100点満点中60点となっています。
また各種目ごとによっても満点及び基準点が設けられています。
(おトイレ:30点中12点 窓ガラス:30点中12点 タイル床:40点16点)
試験前に準備したこと
まずは筆記試験の勉強から始めました。
試験日の大体2ヶ月ぐらい前だったと思いますが、
私の場合は過去問を3年分ほど遡りました。
※こちらは検索すると閲覧できます。
問題は資機材の特徴や特性等、作業上の安全管理策、倫理観のようなものまで、
ビルメンテナンスに関する内容が広く出題されます。
実技もある分、筆記への不安は消しておきたかったので、
間違えた問題はすぐ答えを調べて解き直すという、非常にベタなやり方で勉強しました。
これを3年分回しても2時間程度だったと記憶しています。
問題数も大して多くないですし、アベレージで40点程度取れるようになったら、
ほぼ心配無いでしょう。
実技は1ヶ月ぐらい前から始めましたが、結論から言うと可能な限り体を動かして練習してください。
日常的に現場でポリッシャー回したり、拭き上げの作業をやってらっしゃる方は、
そんなに恐れることはないと思います。普段通りやってください。
ただし、言わばこれは演舞、如何に型の通り動くことができるか、
ここが合否を分けるポイントになります。
私のように、普段現場で作業しない方は特に、
是非反復練習で型を身につけてください。
できれば2人か3人で、時間を測ったり、お互いの所作を見ながら
仕上げていくことをオススメします。
一人だけでやっていると、案外作業飛ばし等のミスに気付きにくいです。
また会場では、常に複数人から見られた状態で実技を行います。
当然緊張しますので、そんな状態でも体が動くように覚え込ませることです。
次回、遂に筆記試験本番です。