【遊戯王 MASTER DUEL】ちょいと遊んでみた感想。
???「ユゥゥゥゥゥゥゥギボォォォォォォォイ」
私が不思議な義眼を付けた、白髪ロン毛の愉快なデザイナーを初めて見たのは、
小学生になりたてくらいの頃でした。
あれから20年以上。
今の趣味を除けば、一番打ち込んでいたのは間違いなく「遊戯王」でした。
この記事で少し触れましたが、
久しぶりにカードを触った私はさながら「Taro Urashima」。
それでも夢中になれるコンテンツって、普通にすごいよね。
そんな我らの遊戯王が遂に、スマートフォンで遊べるようになりました。
その名も「遊戯王 MASTERDUEL」。
これまで有志の作成した「ygopro」(※現在は非公開)や、
KONAMIから「遊戯王 デュエルリンクス」がリリースされていましたが、
この度、マスタールール(いわゆる公式ルール)に則った正統派のカードゲームが
登場したわけです。
今回は私のように、「昔遊戯王とかやってたなぁ・・・」という方や、
「遊戯王?紙のトレカじゃないの?」みたいな方へ向けて、触りの部分だけですが、
昨日から10時間ぐらい遊んでみた感想をお届けします。
ホーム画面
あゝ美しい・・・
しかしこちら、あの有名な「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)」とは
似て非なるものなんですね。
「青眼の亜白龍(ブルーアイズ・オルタナティブ・ホワイト・ドラゴン)」という
お名前だそうです。
なんか調べたらこれ以外にも亜種が激増している・・・
これも時代の流れか。
DECK(デッキ構築)
究極の醍醐味であり、原点。
まずはデッキ作りでしょう。
最初はシンクロ・エクシーズ・リンクから1つを選び、
ストーリーを進めたり、パックを購入することで、徐々に幅を拡げていきます。
※当然課金もできます。
※リミットレギュレーション(禁止・制限カード)は現実の物が適用されています。
ストーリーをクリアするとデッキ丸ごともらえたりすることも。
こちらが構築画面。
ダイレクトなカード名の検索・絞り込みが可能で、あとはデッキに組み込むだけ。
私は操作感への慣れにちょっと時間がかかりました。
ここの良い点はカードの分解・作成ができることです。
割と序盤から要らないカードが被ったりして溜まっていきます。
このカードを分解するとポイントに換算され、欲しいカードに
変換(作成)することができます。
※同じレアリティ内でなければポイントにならないので注意。
不可例:レアを分解→スーパーレアのポイントに換算
現実のカードとは違う便利な機能ですね。
SHOP(そのまんま)
ここではカードパックやストラクチャーデッキを購入することができます。
インターフェース周りをアレンジすることも可能。
色々と芸が細かいです。
セット商品とか、なんか妙なリアリティに溢れています。
きっと作成に携わってらっしゃる方は、プレイヤーとして遊戯王が大好きなんだと思います。
SOLO(ストーリー有の一人プレイモード)
肝心のプレイ内容ですが、対人戦とストーリーモードの2種類が用意されています。
今回はストーリーがメインなので、対人戦の方は割愛させていただきます。
さて、中身はと言いますと、これまでに遊戯王OCGで登場した、
新旧様々なテーマに沿ってストーリーが用意されています。
こういう設定はなんとなく「デュエルターミナル」時代を思い出します。
各テーマに入るとこんな感じ。
ストーリー→テーマのチュートリアル→デュエル(CPU戦)→エピローグ
こういった流れで進んでいきます。
各ステップをクリアする毎に報酬があり、カードや装飾アイテムなど様々です。
また、途中の分岐ルートをアンロックするにも、「オーブ」という
アイテムが必要になります。
こちらは前後のテーマでクリア報酬になっているので、進めていく為に
行ったり来たりを繰り返します。
ストーリーは世界観が作り込まれています。
オートやスキップができます。
プレイ優先なので・・・絶賛飛ばしてます・・・
要のデュエルはね、中々面白いですよ。
どえらいプレイングミスが多いのは本当に恥ずかしい限りですが、
ライフポイント8000同士の戦いは本番さながらシビアな点が多く、
よくできていると思います。
攻撃時等のエフェクトは若干重いですが、好きなモンスターが
ヌルっと動くのはちょっと感動です。
プレイ画面がこちら
カードの説明やチェーンの有無など、丁寧に知らせてくれるので、
知らないカードでも遊べます。
もちろん煩わしい場合等は設定で調整もできます。
個人的に推したいポイントは「2種類のデッキを使って初めてコンプリート」という点です。
片方はテーマで指定されたレンタルデッキ。
もう片方は自分で組んだデッキ。
飽きることなく没頭できます。
あと普通に手も足も出ず負けることもあります。
所感
まずは、想像以上のクオリティでした。
グラフィック・デザイン・音楽と、今までにない
遊戯王ワールドと言った感じ。
懐かしいカードたちが躍動する様子はワクワクします。
主要・人気カードのレアリティが高く設定され、
※実際のカードと異なります。
入手しづらいなんて仕様もまた妙にリアルです。
ただ電池の消費はかなり激しいです。
相当重たいアプリですね。
うっかり出先で夢中になっているとすぐアラートが出ます。
面白いけどやりすぎ注意です。