KD's library

Twitter・インスタ→@kd130409

【独身料理研究部】麻婆豆腐を飲もう

開始早々ではございますが、大変頭の悪そうなタイトルになってしまいましたこと、お詫び申し上げます。

さて、本日ご用意するのは麻婆豆腐でございます。

いつだって独身男性御用達料理のTOP10には入っていてほしい、

中華料理の代表格ですが、私も一人暮らしを始めて以来、

過去5年間ずっと月2~3回ペースで作っています。

特に色々調べて勉強している料理です。
※似てるレシピが世の中にあったってそれはご愛嬌ってものでっせ。

それほど好きな一品。



大変恐縮ですが、調理工程の写真はございません。

その代わりなるべく丁寧に文章でご説明いたします。

まずは材料からご紹介。

■大体2人分

・牛豚合い挽き肉       250g程度
・木綿豆腐 大きめサイズ   1丁
・長ネギ  青い部分     適量
      白い部分     1/3本程度 

・豆板醤           大さじ1
・豆鼓醤           大さじ1/2
甜麺醤           大さじ1
・麻辣醤           大さじ1

・鶏がらスープの素      大さじ1と1/2
・料理酒           50cc程度
・お水            200~300cc程度

・にんにく          1片
・ショウガ          1/2個
・鷹の爪           2本
花椒パウダー        大さじ1
・サラダ油          50cc程度
・ごま油           大さじ1/2
・塩こしょう         少々
・醬油            フライパン1.5周分
・山椒パウダー        痺れるところまで
一味唐辛子         焼けるところまで
・ラー油           行けるところまで

※調理には鉄フライパンと木べらを使っています。

Step.1 下ごしらえ

①長ネギを切る。
 白い部分はみじん切り
 青い部分は斜め薄切り
 ※こちらは目安です。毎回切り方は固定していません。

②豆腐の容器から水を捨てる。
 ※あえて全部水切りしません。理由は後述。

③にんにくを切る。
 ※みじん切りとスライスをそれぞれ用意すると本格的。
 ※最近はずっと刻みにんにくチューブのお世話になっております。

④ショウガを刻む。
 ※針とスライスをそれぞれ用意すると本格的。
 ※最近はずっとおろしショウガチューブが便利過ぎて辛い。
 
⑤鷹の爪を刻む。
 ※手でちぎると種が爆散しなくてオススメです。
 ※辛いのOKな方は種ごと行ってください。
 
⑥調味料の類をお手元へ。
 ※そこまでスピード勝負ではありませんが、肝心な時に慌てないためです。

Step.2 肉づくり

①フライパンをよく熱し、油を引く。

②ひき肉を落としてよく広げる。
 ※中火~強火
 ※焼き目を付けて、メイラード反応を起こします。
 ※メイラード反応 #とは
  肉・魚・パンなどの食材に含まれるアミノ酸と糖が、
  加熱によって結合し、起きる反応のこと。香ばしい風味と綺麗な焼き色が付く。
 ※この時、すぐそぼろ状にしてしまわず、ゆっくり片面ずつ焼くイメージ。
  あとからでも充分ほぐれます。

③焼き色が付き、目視で8割ほど火が通ったら料理酒を加え、アルコールを飛ばす。
 ※強火
 ※牛豚の合い挽きはそこそこ癖が強いので、ここで臭みを消します。

④アルコールが飛んだら塩こしょうを軽く振り、甜麵醬を加えてよく馴染ませる。
 ※弱火~中火
 ※味見するとかなり甘めになっているはず。
  今はそれぐらいで充分です。

⑤火を止めて、一旦フライパンから別の容器に移しておく。

Step.3 各具材集合のお時間

①再度フライパンをよく熱し、油を引く。

②にんにくを油に浮かべて、気泡が出てくるまでゆっくり炒める。
 ※ごく弱火。
 ※本当に脅しじゃなく焦げるので要注意。
 ※にんにくチューブの場合はさっさと次へ行って大丈夫です。

③にんにくから気泡が出始めたら鷹の爪も加え、やはりゆっくり炒める。
 ※ごくごく弱火。
 ※にんにく以上に沸点低いので要注意。
 
④香りが立ち上ってきたらネギ(青い方)を加える。
 ※まだまだ弱火。
 ※豆板醬の香りを楽しむのであればこのタイミングで投入。

⑤ネギ(青い方)がしなり始めたらStep.2の肉を戻し、軽く和えたら
 すぐ水を入れる。
 ※そろそろ中火。
 ※ドロリがタイプなら水は200cc以下、飲みたいなら200cc以上300cc以下。

⑥鶏がらスープの素、豆板醬、豆鼓醤、麻辣醬、花椒を加える。
 ※そこそこ強火
 ※最後の工程は豆腐を煮るので、スープを作っておく。
 ※後半割と煮詰まってくるので、それなりに塩気があれば良し。

⑦豆腐をちぎって加える。
 ※バリバリ強火
 ※片栗粉を使わない分、豆腐から出る水分でとろみを付けていきます。
 ※味が染みやすいように木べらでもつぶしていく。
 ※絹で作る時は優しく切って泳がせる。
 
⑧好みの粘度になってきたら味見して、醬油・ネギ(白い方)を投入。
 塩気が決まったら山椒パウダー、一味唐辛子を振って全体に馴染ませる。
 ※そろそろ弱火
 ※痺れ、辛さが飛ぶので火を通し過ぎない。

⑨仕上げにごま油を回してつやと風味を出し、ラー油でとどめを刺す。
 ※鎮火


⑩盛り付けて完成

f:id:kd1304:20220127102949j:plain



本格的なレシピでは葱油・鶏油・ラードが使われていたりもしますが、

好みと作りやすさ次第で使い分けて良いと思います。


代謝の落ちる今ぐらいの時期、全身の毛穴全開コースはいかがでしょうか。

夏場は冷房20℃コースを推奨します。


※お食事に関するご注意。

翌朝はもれなく火を噴くことになりますので、
用法・用量を守って正しくお召し上がりください。